今回は「ディセント第2版」の紹介です。
ディセント第2版
プレイ人数 2〜5人
プレイ時間 60〜120分以上(シナリオによる)
特徴 RPG ダイス 協力 非対称 成長
やどかりが重ゲーにハマったきっかけのボドゲで思い入れはかなりのものです!
拡張版は
この2つを持っています。
このゲームは1〜4人の英雄と、1人のオーバーロードに分かれてプレイします。
このオーバーロード、TRPGのゲームマスターのような役割なのですが、ディセントではオーバーロードにも勝利条件が設定されているのが特徴です。
なので全力で潰し合うことになります(笑)
英雄コマはこんな感じ
英雄はキャラクターカードに基本能力や必殺技が書いてあります。
数値は真ん中上段から移動力、体力、スタミナ、防御時に振るダイスの種類と数です。
左下の数値は左から、意志力、腕力、知識、知覚力で、様々な能力判定で使います。
必殺技はシナリオ中に一度だけ使える能力で、使った後はカードを裏返します。
真ん中上段のマークは各キャラクターのタイプで、赤が戦士、黄色が魔法、青が治療、緑が探索です。
キャラクターを選ぶ際に、そのタイプと合ったクラスを選びます。
クラスによって初期装備とスキルが変わるので、キャラクター選びもかなり楽しいです!
例えば戦士タイプなら上の4種類から選べます。
装備やスキルはこんな感じ。
右上に数字が無いものが初期スキル、数字があるものは経験値を使って取得します。
右下の数字はスキルを使うために消費するスタミナです。
オーバーロードはオーバーロードカードという山札があり、こちらも経験値を使うことで新しいカードを取得します。
オーバーロードカードはモンスターの攻撃時や、英雄の移動時など様々なタイミングで使用できるので、英雄にとってかなり厄介です。
そしてモンスター
上段は一般モンスターのステータス、下段はボスモンスターのステータスです。
モンスターもちゃんと立体のコマです!
赤いのがボスモンスター。
カードの裏面には特殊能力の詳細や、英雄の人数に対しての配置体数などが書いてあります。
さらに副官と呼ばれる敵のリーダー達
このディセント、残念なポイントがいくつかあるのですが、その1つが
副官はコマじゃなくトークンなのです………
一応海外では副官パックが販売しており、それを買えば副官のコマが手に入るのですが………なぜ別売り………
攻撃ダイスと
防御ダイス
攻撃ダイスは攻撃や回復の時に使います。
ハートマークが成功値、数字は遠距離攻撃の射程、雷マークは波動マークで武器やスキルの追加効果を使うために必要です。
防御ダイスは英雄やモンスターが攻撃を受ける時や、能力判定で使います。
ダンジョンはタイルを組み合わせて作ります。
クエストガイドにはクエストの詳細とタイルの配置が書いてあります。
この手のボードゲームはセットアップに時間がかかるのがネック………獅子のあぎとは本当に画期的だと改めて感じます。
ゲームの流れは、英雄がそれぞれ移動や攻撃、スキルや探索などのアクションを2回ずつ行います。(2回とも同じ行動でも良い)
その後オーバーロードがすべてのモンスターを行動させます。モンスターも英雄と同じように2回ずつ行動できますが、モンスターは攻撃を2回行うことはできません。
それを繰り返して、それぞれの勝利条件を目指します。
基本セットには18のクエストが用意されていて、好きなクエストを選んで遊ぶこともできますが、やはり成長しながら遊べるキャンペーンモードがオススメ!
グルームヘイヴンと同じで、一緒にキャンペーンを最後までやってくれるメンバーを探すのが最大の難関ですが………
それさえ乗り越えられれば最高に楽しめるゲームです!